2017-06-22 詩0001 あがいた肴 よくよく考えれば神様は 肴に僕をしなかった。 前世は肴だったから 能面のような顔をできなくて さよなら笑顔も作れる でも、もう笑顔も見せたくない。 とてつもなく大きな川を渡れたら それはそれで肴だから。 小さな人生渡るのは 大きな人生がないから。 羽交い締めのように厄にとりつかれ 僕は泳ぐ川を歩く。 涙簿黒を作りながら